書きたいように書こう

腰のひとつも振れないで踊らされるのはごめんだ。

 誰かを非難することで自身を満足させるという心の貧しい人たちがいる。いや、人間誰しも納得いかなかったり自分の思った結果が出ないとき「なんなんだ、くそ」ぐらいのことは思う。心のなかで毒づく。

 だけど、たとえネットで匿名での発言とはいえ、あまりに強い悪意をあまりに簡単に放り投げすぎてやしないか。

 我々は誰かの大切なもの、ひいては「誰か」自身を傷つけることに無頓着になりすぎてしまったのではないか。

 そんなことを思ってしまう。

 

 卑しさをリアルと履き違えてはいけない。そのことを自分に言い聞かせながら日々を過ごしていきたい。